残業代請求の証拠となるもの|証拠がない場合の対処法も併せて解説
雇用主が残業代を支払ってくれない場合、労働者は残業代請求をする事ができます。
本記事ではその際に必要となる証拠、証拠がない場合の対処法についてご紹介します。
まず、残業代を請求するためには、その前提として、労働契約の内容を確認する必要があります。なぜならば、フレックスタイム制、変形労働時間制など特殊な労働時間となっている業種については、残業時間の計算も一般的な計算方法と異なるからです。
労働契約の確認をするための資料としては、労働契約書、就業規則、賃金規程、労働条件の通知書などを用意する必要があります。
次に、実際に支払われた給与についての証明書として、給与明細をとっておきましょう。
最後に、上記の契約に基づいて計算した場合の自己の残業時間の存在を証明するための証拠が必要です。そのため、自身の実質労働時間を示すタイムカード、パソコンのログイン・ログアウトの記録、業務に関連するメールの日時記録、業務日報などを証拠として用意する必要があります。
業務時間を記録した日記などは、証拠となることもあります。しかし、これらを証拠とするには、継続的な記録がつけられていることが必要です。また、メールの送受信が社外からも可能である場合には、残業の証拠とできない場合もありますので、ご留意ください。
しかし、必ずしも上記のような証拠があるとも限りません。残業時間の存在を示す証拠が見当たらないなどというケースもあります。
例えば、会社側が上記に挙げた証拠を有している場合です。そのような場合、労働者は弁護士を通して交渉をすることや証拠保全を請求することができます。
また、弁護士にご相談される場合には労働法を専門とする弁護士に依頼されることをお勧めします。
ナンバ合同法律事務所は、大阪市、堺市、東大阪市、吹田市を中心に、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県などにお住いの方から、民事事件及び家事事件に関するご相談を承っております。事前予約で休日・時間外も相談が可能となっておりますので、お困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。ご依頼者様のご意見に沿った適切な解決策をご提案させていただきます
当事務所が提供する基礎知識
-
遺産分割
■遺産分割とは相続が発生するのは、人が亡くなった時です。相続においては、故人のことを被相続人といい、被相続人の遺産を承継する人たちのことを相続人といいます。そして、故人の遺産について、相続人同士で分け合うことを「遺産分割 […]

-
未払いの退職金を請求...
退職金は、多くの会社においてその制度が設計されており、職場を去る際にその支払いが行われるのが一般的です。しかし、必ずしも支払いがスムーズに行われるとは限りません。時には未払いのまま放置されることもあります。本稿では、未払 […]

-
駐車場で当て逃げされ...
買い物に行っている間に駐車場に停めていた車に当て逃げされた跡があった場合、犯人が分からず、泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。しかし、当て逃げは物損事故であり、当てた側は損害賠償責任という法的責任を負います。そこで […]

-
遺留分侵害額請求の時...
遺言や生前贈与によって、本来相続人が最低限保障されるべき取り分(遺留分)が侵害されるケースは少なくありません。上記の場合、相続人は遺留分侵害額請求によって不足分を取り戻せます。しかし遺留分の権利は無制限に主張できるもので […]

-
相続権がない内縁関係...
内縁関係にあるパートナーは相続において、法定婚の配偶者と同じ扱いを受けられるわけではありません。本記事では、内縁関係のパートナーに財産を渡す方法と、その際に問題となる法的なポイントについて解説します。内縁関係のパートナー […]

-
有給休暇の拒否は違法...
年次有給休暇は、心身のリフレッシュや私生活の充実に欠かせないものです。労働基準法によって労働者の権利として定められており、一定の条件を満たせば誰でも取得できます。ところが実際には、「会社から有休を認めてもらえない」「理由 […]

よく検索されるキーワード
弁護士紹介
大阪弁護士会
奥山 泰行 弁護士
大阪弁護士会
原 啓一郎 弁護士
事務所概要
| 名称 | ナンバ合同法律事務所 |
|---|---|
| 所在地 | 〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-5-7 ナンバプラザビル8階802 |
| TEL | 06-6633-5777 |
| FAX | 06-6633-1417 |
| 営業時間 | 9:30~17:30 ※時間外も対応可能です(要予約) |
| 定休日 | 土・日・祝 ※休日も対応可能です(要予約) |