刑事事件に関する基礎知識や事例
刑事事件とは、傷害や詐欺など主に刑法で規定された罪が犯された事件のことを指します。
刑事事件では、多くの場合、被害者や目撃者の通報によって捜査が開始されます。また一部薬物事件や飲酒運転などの場合には警察の職務質問などから捜査が開始されることもあります。
刑事事件においては、警察が実況見分や目撃者・関係者への聞き込み、さらには取り調べなどの捜査を行います。捜査によって得られた証拠を基に確実に被疑者(俗にいう容疑者)が確実に犯罪を行ったという確証を得て、さらに裁判で裁かれるべきと検察官が判断した場合に起訴することとなっています。これにより、日本の刑事裁判の有罪率は99%以上という高い水準となっているのです。証拠がそろっていない場合や犯罪の重さ、被疑者の年齢・性格などによっては起訴されないこともあります。
報道などで耳にする逮捕とは、被疑者(俗にいう容疑者)に証拠隠滅や逃亡のおそれがある場合に取られる身柄拘束を指します。逮捕の必要がないと判断された場合には身柄拘束されず、適宜呼び出しを受けて取り調べが行われることとなっています。
しかし実際に逮捕されてしまった場合には、最長23日間にも渡って身柄拘束される可能性があり、社会生活に大きな支障が生じる場合があります。
また、近年の日本では外国人による犯罪が少なくない件数発生しています。外国人による犯罪では、裁判の判決によっては強制退去となり、日本での生活が出来なくなってしまう恐れがあります。
刑事事件に巻き込まれてしまった際はいち早く弁護士に相談し、対応を求めることが、悪影響なく社会復帰することにつながります。
ナンバ合同法律事務所は、大阪市、堺市、東大阪市、吹田市を中心に、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県などにお住いの方から、民事事件及び家事事件に関するご相談を承っております。事前予約で休日・時間外も相談が可能となっておりますので、お困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。ご依頼者様のご意見に沿った適切な解決策をご提案させていただきます。
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